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2016/08/25 平成28年度 SII補助金 新規採択事業の結果について発表されました

平成28年度 エネルギー使用合理化等事業者支援補助金の交付決定について

補助事業の交付決定

 先週24日(水)sii(環境共創イニシアチブ)ホームページ上にて交付決定通知が更新されました。
「平成28年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金(通称エネ合)」の、 採択事業者発表です!

SII内に設置した学識経験者等からなる審査委員会において「省エネルギー効果・電力ピーク対策効果」、「費用対効果」及び「技術の先端性」等について、厳正な評価・審査を実施し、採択決定しました。

https://sii.or.jp/cutback28/first_decision.html

さて、今回の採択結果を経て早速分析を行っているのですが、
sii発表の「新規採択事業の結果について」
の資料を踏まえ独自の見解お伝えしたいと思います。

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●新規申請件数1,599件に対して採択事業者は777件
(※記事は上記リンクよりご覧ください)

■新規採択件数は減少している

今回採択率は48.6%、前年度の約40%に継いで5割を切る結果となりました。
採択件数も777件と本予算事業にしては少ない数になっております。

予算案額515億円に対して新規申請分の予算は約180億円とされていたので
割当が少々減っているなと感じておりました。
(昨年度は予算案額410億円に対し約210億円)

その背景には昨年度の複数年継続申請分の採択事業者が 影響しているかと思われます。

今年度の新規申請分の採択に対して補助金額合計は約186億円。
昨年度複数年申請をしていた事業者の継続採択が108件あり、 こちらの補助金額合計は約305億円です。

昨年度は申請数も約3,300件と倍以上で採択事業者も1,332件と多く、 事業費が数億を越す複数年継続事業の割合も増えていたのでしょう

■対象設備は王道の照明と空調が多い

対象設備も見てみますと、やはり照明と空調の更新が半数以上をしめます。
sii発表資料によると照明169件(21.8%)、空調206件(26.5%)ですが、
照明および空調に加え、その他の設備が入っていると後者カテゴリに含まれて
数えられているため、実際には全体の47%が照明を含む事業、
30%が空調を含む事業、冷凍冷蔵設備を含む事業が14%というのが当社調べ。

補助率が1/2となるエネマネ事業者を活用したEMS導入事業は約55%となり、
こちらは昨年度より確実に増えているのが見て取れました。

現在LED照明への切り替えや空調機器の更新などをお考えの皆さま、
またそういった設備をお取り扱いの皆さまは、
一度補助金を活用する省エネ対策をご検討されてはいかがでしょうか。

プライム・スター株式会社ではSII補助金認定のエネマネ事業者とタイアップ!

総合的な節電対策のご相談に乗ります!是非ご相談ください。

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