プライム・スターの2025年を振り返る
プライム・スターの2025年|現場に根差した一年
2025年は、環境やエネルギーを巡る議論が、ニュースや政策の世界から「実際の現場」へと一段深く入り込んだ年でした。
プライム・スターにとっても、この一年は単なる案件対応ではなく、
事業として、技術として、そして社会との関わりとして、
環境・エネルギーに正面から向き合った年だったと言えます。
本稿では、COP30への出展、やんばる地域へのレドックスフローバッテリー導入、
そしてLED照明リニューアルの進展という三つのトピックを軸に、プライム・スターの2025年を振り返ります。
COP30出展|「語る脱炭素」から「示す脱炭素」へ
2025年、プライム・スターはCOP30に出展しました。
COPは、各国政府や国際機関が集まり、気候変動対策について議論する場として知られていますが、
近年は企業の存在感も年々高まっています。
COP30で印象的だったのは、「脱炭素の方向性を語る場」から、「具体的な解決策を示す場」へと、明確に変わっていたことです。
数値目標や宣言だけではなく、実装可能な技術、運用の仕組み、そして実績が問われる段階に入っています。
2015年のCOP21における「パリ協定」によって、その存在を広く知らしめたCOPではありますが、
今回の30では米国側の高官派遣が見送られる等、先進国と新興国の両面を満足させる脱炭素の仕組みや各国の思惑が複雑に絡み合う展開を見せております。
2026年のCOP31はトルコのアンタルヤにて開催予定です。
それまでに脱炭素をめぐる趨勢にどのような影響が出てくるのか、注目されるところです。
やんばるへのレドックスフローバッテリー導入|自然と電力を両立
2025年のもう一つの象徴的な出来事が、沖縄・国頭村へのレドックスフローバッテリー(RFB)導入。
再生可能エネルギーは、自然と相性が良い反面、発電量が天候に左右されるという特性があります。
そこで重要になるのが、電力を「貯めて、必要なときに使う」仕組みです。
レドックスフローバッテリーは、長時間の電力貯蔵に適しており、再生可能エネルギーの不安定さを補完する技術として注目されています。
導入先「道の駅 やんばるパイナップルの丘 安波」では、
沖縄県最北端の自然豊かな場所にて、天然記念物のヤンバルクイナと遭遇したり、森と海の近接した大自然での安らぎを得られる場所として、近年ますます人気が高まっています。
2025/06/26 沖縄県国頭村の道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」にレドックスフロー電池を設置しました!
引用:https://primestar.co.jp/release/22162/
自然環境を守りながら、地域のエネルギーを安定させる。
その両立を現実のものとして示した点に、この取り組みの意義があります。
環境保全とエネルギー利用は対立するものではなく、設計次第で共存できる。
その実例の一つが、2025年に形になりました。
LED照明リニューアルが進む|「省エネ」が当たり前になる現場
2025年、全国各地でLED照明のリニューアルが一段と進みました。
照明のLED化は以前から進められてきましたが、2025年はその意味合いが変わってきた年でもあります。
かつてLED照明は「省エネのための投資」として語られることが多くありました。
しかし近年は、電力コストの上昇やメンテナンス負担の軽減、さらには空間の快適性や安全性の向上といった、複合的な価値が評価されるようになっています。
いわゆる「2027年蛍光灯の輸入製造停止」問題が意識されるなかで、当社へもたくさんのお問合せをいただき、複数のプロジェクトを手掛けさせていただきました。
プライム・スターでは、単に器具を置き換えるのではなく、使われ方や運用まで含めた設計が重視されています。
LED照明は、エネルギーを削減する手段であると同時に、建物や施設の価値を底上げするインフラへと進化しています。
2025年が示したもの
COP30、やんばるでのレドックスフローバッテリー導入、そしてLED照明リニューアル。
これら三つの取り組みに共通しているのは、環境やエネルギーを「理念」ではなく、「現場で機能する仕組み」として扱っている点です。
2025年は、環境対策が特別な取り組みではなく、事業や地域運営の前提条件として組み込まれた年でした。
プライム・スターにとっても、環境・エネルギー分野での役割を改めて確認し、次のステージへ進むための確かな足場を築いた一年だったと言えるでしょう。
2025年末、当社は創業の地赤坂にて、新たな場所に移転をいたしました。
たくさんのお客様との出会いに感謝するとともに、2026年も「エネルギーループを実現する会社」として取り組んでいきたいと考えています。
