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「電気代が高い」原因はコレ!|施設・オフィスで見直すべき5つのポイント

「電気代が高い」原因はコレ!|施設・オフィスで見直すべき5つのポイント
目次

電気代が高い施設に共通する「5つの原因」

施設やオフィスの電気代が高い場合、その原因はほぼ5つに集約されます。
「契約・基本料金」「設備の効率」「稼働の無駄」「力率」、そして「使用状況が見える化されていないこと」。
この5つです。

私たちが現場で電気代のご相談をいただくとき、最初にお伝えするのは「電気代は値上げだけが原因ではない」 ということです。

もちろん、燃料費の高騰や再エネ賦課金の上昇は確かに重い負担です。しかしこれらは、自分たちでは動かせない“外部要因”にすぎません。
一方で施設の“内部要因”には、まだ手をつけられていない削減余地が残っているケースがほとんどです。

外部要因に振り回される前に、まずは自分たちでコントロールできる部分から見直す——これが順序として正しい考え方です。

では、5つの原因を1つずつ解説していきます。

 

① 契約電力・基本料金は適正か?

最初に見直すべきは、毎月固定でかかる「基本料金」です。

基本料金は過去の最大需要(デマンド)で決まるため、一度跳ね上がった契約電力をそのまま放置しているケースが少なくありません。

たとえば、一年に数回しか発生しない夏場のピークに合わせて契約電力が高止まりしている、というのはよくある話です。
ピーク時の使い方を平準化したり、蓄電池でピークを削ったりするだけで、契約電力そのものを下げられる場合があります。
まずは明細の「契約電力」と実際の使用実態がずれていないかを確認してください。

 

② 照明は「蛍光灯のまま」になっていないか?

照明は、施設の電力消費のなかで最も削減効果が出やすい領域です。
蛍光灯や水銀灯が残っている場合、LED化だけで照明の消費電力を半分以下にできることも珍しくありません。

さらに後述する制御を組み合わせれば、削減幅はさらに広がります。
「まだ点灯するから」と先送りされた照明こそ、最初の見直し対象です。

 

③ 「使っていない時間」に電気が流れていないか?

無人の時間帯・エリアにかかる電力は、ほぼそのまま削減できる無駄です。
誰もいない会議室、夜間の通路、休日の倉庫。こうした場所が常時100%点灯していないかを確認します。

人感センサーやタイマー制御、エリアごとの調光を導入すれば、「必要なときだけ」電気を使う運用 に変えられます。

 

④ 力率(りきりつ)は管理されているか?

力率とは、電力をどれだけ無駄なく使えているかを示す指標です。
この値が低いと、同じ仕事量でも電気代に割増がかかります。

古いモーターや空調、安定器が多い施設では、力率の低下が電気代を静かに押し上げていることがあります。

力率改善コンデンサの設置などで、基本料金の割引につながる場合もあります。
見落とされがちですが、確認する価値のある項目です。

 

⑤ 電力使用が「見える化」されているか?

最後の、そして最も重要な原因が「使用状況が見えていないこと」です。
どこで・いつ・どれだけ使っているかが分からなければ、対策の優先順位は決められません。

EMS(エネルギーマネジメントシステム)で使用量を可視化すれば、削減の効果も数字で確認できます。

見えないものは、減らせません。
だからこそ「見える化」は、①〜④のすべての対策を正しく機能させる土台になります。

 

まとめ

電気代の見直しは、どれか一つをやって終わりではありません。

電気代対策は「単発」ではなく、減らす(LED・制御)→ つくる(太陽光)→ ためる(蓄電池)→ 全体を制御する(EMS) という循環で設計してこそ、効果が持続します。

優先順位としては、まず「②照明のLED化」と「③稼働の無駄の削減」のように、投資が小さく効果が見えやすいものから着手するのが現実的です。
そのうえで、見える化(⑤)で効果を確認しながら、太陽光や蓄電池といった大きな投資へ段階的に広げていく——この順番なら、ムダな投資を避けながら着実に電気代を下げられます。

プライム・スターは、この「エネルギーループ」の考え方で、施設全体のコスト構造の見直しをご支援しています。
まずは現状の電気代がどこで生まれているのか、一緒に読み解くところから始めてみませんか。

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引用:https://primestar.co.jp/elcolumn/re-energy_forefront01/

 

この記事を書いた人

プライム・スター株式会社 代表取締役

下田知代

LED照明コンサルティングから製造へ進出、 現在はエネルギーをつくる・ためる・へらすの総合的なソリューションを提案中。 お客様の課題解決のため、実践的な情報をコラムにてお届けします。