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【2026-2027年版】製品カタログを全面刷新―「エネルギーループ」を一冊に束ねる

【2026-2027年版】製品カタログを全面刷新―「エネルギーループ」を一冊に束ねる
目次

年初のコラム「2026年におけるプライム・スターの5大取り組み」では、競争力のあるベースライトの供給特定産業向けランプの展開可搬型蓄電池のリニューアルという新商品方針を掲げました。

その最初の成果をかたちにしたのが、このたび完成した「2026-2027年版 製品カタログ Vol.1」です。

Web版カタログはすでに更新を終えており、紙のカタログも8月上旬から順次お届けを開始します。
本コラムでは、リリースの告知だけでは伝えきれない改訂の背景と見どころを、少し踏み込んでご紹介します。

【年初のコラムはこちら】2026年におけるプライム・スターの5大取り組み

 

表紙デザイン――「エネルギーループ」に込めた思い

今回の改訂で最初に目に入る変化は表紙です。

銀河が星を渦へと引き込み、その渦が光を生み出すように――。

新しい表紙は、宇宙や深海を思わせる圧倒的な安定感と信頼を表現する「Galaxy Blue」を基調とし、螺旋の渦をモチーフに描きました。回り続ける渦は、エネルギーが途切れることなく循環するシステム、すなわち当社が掲げる「エネルギーループ」の象徴です。

エネルギーを「つくる・ためる・つかう・まもる」――

この4つの営みを個々の製品や設備としてではなく、相互につながる一つの価値として捉えることが、プライム・スターの一貫した思想です。

今回のカタログは、表紙のデザインだけでなく、巻頭のメッセージから章立てまでを、この循環の考え方に沿って再構成しました。カタログは製品の一覧表ではなく、思想を綴じた一冊であるべきだと考えています。

 

照明――蛍光灯からの置き換え提案を拡充

水銀に関する水俣条約の改正により、コンパクト形蛍光灯や直管蛍光灯は、2026年末から2027年末にかけて製造・輸出入が順次禁止されます。
いわゆる「蛍光灯の2027年問題」です。

照明のLED化は、もはや任意の省エネ施策ではなく、事業継続のための必須課題になりつつあります。
とりわけ自治体施設や学校、工場のように蛍光灯器具が大量に残る建物では、残された時間から逆算した計画的な更新が欠かせません。

新カタログでは、この置き換え需要に正面から応えるため、直管LEDランプ「Reachシリーズ」に高演色・調光対応の新機種を追加しました。

FL40・FLR40形の代替となる「Reach-13ARD Ra90」と、FHF32形定格出力型の代替となる「Reach-15ARD Ra90」は、いずれも平均演色評価数Ra90の高演色とPWM調光への対応を両立した機種です。

色の再現性が問われる物販店舗医療・検査の現場、美術・印刷関連の施設でも、明るさを最適に絞りながら快適な光環境を維持できます。

さらに、コンパクト形蛍光灯(FPL45EL・FPL55EX・FHP45EL相当)を置き換えるPWM調光専用・電源別置型のLEDランプも新たにラインナップしました。
エネルギー消費効率150lm/W、設計寿命40,000時間、低ノイズ設計と、施設照明に求められる基本性能を丁寧に磨いた製品<です。 ダウンライトなどコンパクト形蛍光灯が多用されてきた建物のリニューアルにおいて、有力な選択肢になると考えています。

【Reachシリーズの詳細についてはこちら】
・FL40・FLR40形の代替 Reachシリーズ Reach-13ARD Ra90 製品ページ
・FHF32形定格出力型の代替 Reachシリーズ Reach-15ARD Ra90 製品ページ

 

制御――KNXで照明・空調・充電を統合

照明・空調・ブラインドを統合するKNX規格に基づく制御提案のページも刷新しました。

ドイツJUNG社のスイッチデザイン「LS 990」に収まるUSBチャージャー(Type-A/Type-C搭載、PSE認証取得済)や、カラーディスプレイを備えたKNXルームコントローラー「LS TOUCH」を新たに掲載しています。

インテリアの統一感を損なわずに、調光・調温・充電といった機能を空間へ溶け込ませる。
設備を増やすのではなく「使い方を設計する」という発想は、今春お披露目したショールーム「Energy Loop Experience」とも通じるものです。

つくった電気をどう賢く「つかう」か。

照明のLED化の先にある省エネの伸びしろは、まさにこの制御の領域にあります。

 

つくる・ためる――太陽光とレドックスフロー電池

「つくる」の領域では、太陽光発電EPCの施工実績を新たに追加しました。

設計から施工、運用までを一貫して担う体制の積み重ねを、事例としてご覧いただけます。

「ためる」の領域では、長時間の電力貯蔵に適したレドックスフロー電池のページを刷新しました。
再生可能エネルギーの変動を吸収し、自家消費やBCP対策へつなげる要として、今後も提案を強化していく分野です。

発電と蓄電を別々の設備として売るのではなく、EMSを介して一体で運用する。ここでも軸になるのは、やはり循環の思想です。

 

まもる――フェーズフリー防災と蓄電池「HUG」

年初に予告した可搬型蓄電池のリニューアルも、いよいよ具体化します。
近日発売の新製品「HUG CUBE」は、安全性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した小型蓄電池です。

蓄電容量440Wh・定格出力500Wというコンパクトなボディに、USB-C最大100Wの急速充電を含む合計14ポートの給電性能を備え、重量は6.4kg。
AC電源とソーラーパネルの2Way充電に対応し、オフィスや家庭はもちろん、マンションの防災センター、病院、学校の非常用電源として日常的に使いながら備えられます。

スマートフォン約150回分にあたる1500Whの大容量と合計45ポートを備えた「HUG 1500」と合わせ、平常時にも非常時にも同じ道具が役に立つ「フェーズフリー」な防災を、カタログの一つの柱として提案しています。

【HUG 1500 の詳細についてはこちら】HUG 1500 製品ページ

 

Web版は公開中――紙のカタログは8月上旬から

新しいカタログは、Web版をすでに当社サイトで公開しています。
紙版は8月上旬に入荷し、順次お届けを開始します。

照明のLED化を検討されている施設のご担当者様、設計事務所・販売店の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

年初のコラムで、当社は「火を煽るのではなく、火を制御する企業」として進むと書きました。
半年を経て、その言葉は一冊のカタログというかたちを得ました。

エネルギーを「つくる・ためる・つかう・まもる」――

エネルギーループの輪郭は、2026年の折り返しを迎えて、確実に濃くなっています。

この一冊が、お客様にとってエネルギーの未来を考える際の確かな目印、夜空の”一番星”となれば幸いです。

【WEB版カタログはこちら】2026-2027 Primestor 製品カタログ WEB版

この記事を書いた人

プライム・スター株式会社 代表取締役

下田知代

LED照明コンサルティングから製造へ進出、 現在はエネルギーをつくる・ためる・へらすの総合的なソリューションを提案中。 お客様の課題解決のため、実践的な情報をコラムにてお届けします。